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 オリヴィエ・シャルリエ (ヴァイオリン)
  Olivier Charlier


 国立パリ高等音楽院教授。新星日本交響楽団(現東京フィル)レギュラー・ゲストソリストとして3年連続で来日するなど、日本でもおなじみの世界第一級のソリスト
 1961年生まれ。10歳でパリ音楽院のジャン・フルニエのクラスに入り、14歳でヴァイオリンと室内楽で1等賞を得て卒業。在学中に、ブーランジェの知遇を得、シェリングからは1976年、特別に個人的な奨学金を受けた。17歳より、ロン=ティボー、シベリウス、ミュンヘン、モントリオール、インディアナポリス、ニューヨーク・ヤング・アーティスツ、モナコ、ジョルジュ・エネスコといった、国際的に権威あるヴァイオリンコンクールに入賞。またソリストとして、パリ管、フランス国立管、チューリッヒ・トーンハレ管、ベルリン響、ミュンヘン放送響、ハンブルク放送響、モントリオール響、プラハ・フィル、ロンドン・フィル、BBC響、ハレ管など、多くのオーケストラと共演。またデュトワ、セムコフ、ジョルダン、クリヴィヌ、ヤノフスキ、トルトリエ、アントルモン、シナイスキ、ボドなどの指揮者と共演している。このようなヨーロッパ、アメリカでの活躍に加え、南アメリカ、オーストラリア、アジア、アフリカなど世界各国で絶大な評価を得ている。
また、室内楽にも積極的で、ブリジット・アンジュレーとのデュオで活躍している。
1981年よりパリ音楽院の室内楽クラスの助手、92年からヴァイオリン科の教授。
ロン=ティボー国際コンクールほか多くの国際コンクールの審査員を務める。
エラート、EMI、シャンドス、ハルモニア・ムンディなどのレーベルに数多くの録音がある。