メッセージ |
遠山慶子 様 (ピアニスト) | |
5月22日の日曜日、さわやかな陽の光がまばゆいばかりの空の下、シンフォニエッタ静岡定期公演を聴きました。少年の頃、私とのピアノのレッスンを続けていた原田節君が、プーランクのピアノ・コンチェルトでソリストをつとめるということがきっかけでした。大好きな海のそばで思いがけず、透き通った新しい音を聴いたようでした。 私自身がフランスで勉強をした頃(1954~57年)、作曲家のプーランクからこのコンチェルトのレッスンを受けました。直伝ということです。原田君の演奏は、豊かな色彩に満ちたエスプリ、ユーモアまで含めてなかなかのもので、サポートをされた中原朋哉さんは後半のブラームスと合わせ、最近では珍しい「又、聴きたい」という思いを抱かせる貴重な音楽家だと思います。秋になったら東京でお会いするのを楽しみにしています。 |
お客様の声 | |
・貴重な公演なのでぜひCD化してほしい ・名演であった、静岡でこんな演奏が聴けるとは!ブラボーと言うほかない ・15年以上くらいこのジョリヴェのオンド・マルトノ協奏曲を生で聴きたいと思っていました。良い演奏を楽しませていただきました。長年録音で親しんできた「秘曲」をようやく目の前で聴けて感激しました。 ・数十年前までは、地方は産業による差別化が図られていたが、文化による差別化を図らないといけない ・新旧取り混ぜた斬新なプログラム、それに吹奏楽の名曲を取り入れるという、出来そうでなかなか実現しにくいことを取り入れられたことに楽団の意気込みを感じます。 ・プログラムが大変いい、意欲的プログラム ・珍曲が好きなので ・何か新しいことを見つけられそうだから... ・メキシコの祭を取り入れて下さったことに感謝します ・パンフレットが面白い(オーケストラの台所事情) ・貴重なものを見せてもらった ・オンド・マルトノはロックでした ・音楽への真摯な姿勢が素晴らしい ・いつも新鮮な気持ちで聴かせていただき嬉しく思います |